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野菜の貯蔵のポイント1「温度」

ポイント(1)「温度」

  1. 野菜の種類によって最適貯蔵条件は異なる(表1)。
  2. 「だいこん」や「はくさい」は、凍らない程度の低温がよいが、イモ類は低温に遭うと障害を受ける。
  3. 「さつまいも」の表面が黒くなるのは貯蔵中の低温障害が要因と思われる。
  4. 「だいこん」や「ねぎ」など、貯蔵場所として土の中に埋める方法もあるが、室内で凍らず、しかも温度もあまり上がらないところを選び、ポリ袋や発泡スチロールの箱を利用して貯蔵することもできる。
  5. 「さつまいも」は、台所の片隅など15℃前後の温度が確保できるところで貯蔵する。
  • 表1 野菜の最適貯蔵条件と飛騨における貯蔵の開始晩限期
品目名 貯蔵温度(℃) 貯蔵湿度(%) 貯蔵限界(目安) 越冬貯蔵の開始晩限期
さつまいも 13~15 85~95 4~7月 10月上旬
かぼちゃ 12~15 50~70 2~3月
さといも 7~10 85~90 4月 10月下旬
じゃがいも 4~8 95~98 5~10月
だいこん 0~1 95~100 4月 11月下旬~12月上旬
にんじん 0 98~100 3~6月
ねぎ 0~2 95~100 2~3月
はくさい 0 95~100 2~3月
たまねぎ 0 65~70 1~8月  

(野菜茶業研究所)

最低気温(平年値:高山市 アメダス)と野菜の貯蔵開始時期

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