飛騨コシヒカリとは
飛騨コシヒカリとは、岐阜県で生産される「コシヒカリ」の中で、飛騨地方(高山市、飛騨市、下呂市、白川村を含む地域)で生産されたものを指します。約、1,500haを栽培し年間約120,000俵しか生産されない、希少価値の高いお米です。
飛騨コシヒカリは「味」で勝負
お米のオリンピックといわれる、お米の美味しさを競う国内最大級の大会「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」において、有名産地を抑え、国際総合部門最高位である「金賞」の獲得数は日本一を誇ります。
※「国際総合部門」とは、同大会最上位の部門
都道府県 | 令和1年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | 総計 |
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21回 | 22回 | 23回 | 24回 | 25回 | ||
岐阜県(飛騨) | 6 | 5 | 4 | 3 | 6 |
24
|
群馬県 | 5 | 1 | 2 | 4 | 3 | 15 |
新潟県 | 2 | 2 | 2 | 1 | 3 | 10 |
長野県 | 1 | - | - | 3 | - | 4 |
米・食味分析鑑定コンクール:国際大会とは?
国内の多くのお米産地と海外を含めた約5,000点を超える出品がある国内最大級のお米の美味しさを競う大会です。評価の方法は、お米の美味しさを玄米の状態で機械測定する「食味値」、ご飯を炊いた状態で美味しさを機械測定する「味度値」により、お米の美味しさを数値化し、その中から上位を選び「米食味鑑定士」が実食し、投票により最高位の「金賞」を選出するもので、まさにお米の美味しさを競うオリンピックと呼ばれています。
第25回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会で受賞された飛騨の生産者
令和1年産米 | 令和2年産米 | 令和3年産米 | 令和4年産米 | 令和5年産米 |
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特A | 特A | 特A | 特A | A |
食味ランキングとは?
炊飯した白米を実食して評価する食味官能試験で、毎年全国規模の産地品種について実施しています。
穀物検定協会が行う食味試験は基準米を設定し、官能法により基準米との相対評価を行います。
※基準米とは・・・複数産地のコシヒカリをブレンドしたお米
食味評価者「パネルチーム」編成20名で5ブロック(地域)で評価します。
※食味評価者「パネル」とは・・・味覚、嗅覚のテストを行い、その中から選ばれた上位者で精度統一試験をクリアした方
評価項目~ ・かおり ・外観 ・味 ・粘り ・固さ ・総合評価
評価:基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、おおむね同等のものを「A‘」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」
飛騨コシヒカリのPR
◆飛騨コシヒカリはこんなお米
- 炊きあがりの粒のふくらみが良く、大きくて、つやがあります
- ややしっかりめの食感で口の中でほぐれます
- 甘味が強く、噛んでいくうちに出てくる旨味でお米本来の味を感じられます
◆飛騨コシヒカリイメージキャラクター
飛騨米のイメージキャラクター「ひだのマイちゃん」です。きれいな水と、美味しい空気で育った元気な女の子。マイちゃんは肌が白く、口の形がひだの「ひ」の字になっているのが特徴。美味しいお米を皆さんに食べていただくために毎日活動しています。
日本一美味しいお米を目指して!
飛騨米の「味」へのこだわり 〜真面目で一途なお米作り〜
飛騨では昔から「飛騨の匠」と呼ばれる建築技術の高い職人が多く存在し、真面目で一途な仕事ぶりが高く評価されてきました。匠たちが磨いた技術は今に引き継がれ様々な分野に活かされています。お米作りもその一つ。真面目で一途なお米作りは、品質と美味しさを常に追求し進化し続けています。
美味しさを追求するコンクール「飛騨の美味しいお米・食味コンクール」
(通称:米コンひだ)を毎年開催
新米が収穫される10月、飛騨地域の生産者は自慢のお米をこのコンクールに出品し、お米の美味しさと品質の成果を確認します。この結果を踏まえ、次年度に向けて更に美味しく、品質の良いお米の生産につなげています。
また、「高品質・良食味米維持向上のための10か条」を掲げ、田植えを行う前の土づくりから製品になるまでの一連の重要ポイントに基づき徹底した生産を行っています。
自然豊かな環境
岐阜県「飛騨地域」は、岐阜県北部に位置し、3,000m級の乗鞍岳をはじめとする北アルプスや御岳、白山連峰など高い山々に囲まれ、気候は全般に冷涼で冬期は積雪が多く、自然豊かな地域です。お米は「水」が命!澄んだ雪解け水と昼夜の寒暖差の大きい厳しい自然環境が、美味しいお米が生産される源となっています。