えんどう
2019.04.16
品種
さやえんどう | 「絹さや」 |
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グリンピース | 「ウスイ」 |
スナップえんどう | 「ニムラサラダスナップ」 |
発芽適温
15~20℃
作型
栽培上の注意点
- 豆類の連作は避ける。特にえんどうは連作障害が激しいので5~6年の輪作とする。
- 寒さに強いが、あまり早播きすると年内に伸びすぎて寒害を受けやすい。(本葉2~3枚の頃が最も耐寒性が強い)
- 遅まきすぎると分枝数が少なく、生育遅れとなり収量が上がらない。
- 酸性土壌では発育が悪いのでpHを6.0~6.5必ず調整しておく。
- 寒さや霜柱での浮き上がりを防ぐため、播種後十分に鎮圧する。
- 株間25~30cm、1か所4粒播種する。
- 春に茎が伸びかけた頃、1か所の分枝数が6~7本になるように間引く。
- 支柱を早めに立、早めに誘引する。
- 融雪後の生育開始期と開花始期に追肥し、肥切れをさせない。
- 収穫適期
さやえんどう:サヤの中の子実がふくらみ始めた頃
グリンピース:中の子実がふくらんで、サヤにしわが現れ始めた頃
スナップえんどう:子実が十分ふくらんで、サヤが鮮やかな緑色になった頃
施肥設計
- 酸性土壌に弱いので必ず苦土石灰を施し酸度矯正する。
- 融雪後、茎葉が伸び始めたら追肥をして生育を促す。
- 2回目の追肥は開花始期に施す。
- えんどう
- kg/10m2
肥料名 | 基肥 | 追肥 | 備考 | |
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1回 | 2回 | |||
完熟堆肥 | 10 | |||
苦土石灰 | 1.5 | |||
有機アグレット666SP | 1 | |||
硝加燐安333 | 0.2 | 0.1 | 0.15 |
病害虫防除
- 連作をしない限り作りやすい野菜である。
- 生育末期になり草勢が弱まってくると「うどんこ病」の発生が目立つようになるので、かん水や追肥で草勢維持を図るとともに、「カリグリーン」、「ジーファイン水和剤」等で防除する。