じゃがいもの芽止め法
2019.04.15
「りんご」を使った「じゃがいも」の芽止め法
- 「りんご」が出す「エチレン」は、「じゃがいも」の萌芽を抑制する効果がある。
- 「じゃがいも」は、収穫後約3ヶ月間は休眠期間に入り芽が出ない。また、休眠が明ける10月中旬頃になると平均気温が10℃以下となり、年内はほとんど萌芽しない。しかし、1、2月頃になると芽が動き始めてくる。
- 芽が出始める前に、「じゃがいも」と「りんご」(品種は春まで長持ちする「ふじ」)を黒ポリ袋に詰め、発泡スチロールの箱に入れて、温度の上がらない廊下等で保存する。芽が出ていたら、芽を取ってから保存する。発泡スチロールの箱を利用するのは、凍結防止のため。
- 「じゃがいも」30個に「りんご」1個(300g程度)の割合で詰める。「りんご」が萎びてくると「エチレン」の発生が少なくなるので、萎びてきたら新しい「りんご」に交換する。
- ポリ袋に入れて貯蔵するので「じゃがいも」が「しわしわ」になることも無く、5月中旬頃まで硬い「じゃがいも」を食べることができる。