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2014年3月
 

今月は皆さんから頂いたご質問にお答えします。

Q.毎年ゴーヤを作っているのですが、去年は7~8cmになると黄色くなりはじけてしまい、全然食べられませんでした。肥料もゴーヤ用を使いましたが何が原因だったのでしょうか?

A.ゴーヤは東南アジアが原産の野菜で、グリーンカーテンとして利用されるほど、高温・乾燥に強く、日当たりと風通しがよければ順調に育つ野菜です。

ゴーヤは濃緑色の未熟果を収穫して食べますが、収穫せずそのままにしておくと熟して皮が黄色くなり、さらに熟すと皮が破れて中の真っ赤な種が飛び出してきます。

ご相談の件ですが、栽培環境がゴーヤの適性に合っていなかっため、小さいうちに黄色になってしまったものと思われます。

原因として考えられるのは、
(1)土の量が少なすぎる
(2)水のやりすぎ
(3)日が当たらない
(4)肥料が多すぎる
などです。

プランターで栽培されているのであれば、土の量を増やすか、プランターに植えるゴーヤの株数を減らしてみてください。

ところで、夏になると収穫適期を過ぎてしまい、黄色くなったゴーヤをあちこちの家庭菜園で見かけます。そのままにしておく人が多いと思いますが、今年は黄色く熟したゴーヤを収穫し、その中の赤い実を食べてみてください。種は食べられませんが、種を包む赤いゼリーはとろけるように甘いそうです。一度お試しを。


Q.飛騨ネギ(長ネギ)の育成の指導を願います。また、さび病に対する防止方法のコツを指導願います。

A.(1)排水性・通気性がよい畑を選び、排水不良畑では畝に勾配を付ける

ネギの根は多くの酸素を必要とし、また湿害に弱いことや、長いネギを得るために土寄せを行うので、排水性・通気性がよい畑と土を選びましょう。

排水の悪い水田転換畑等での畝立ては、畝に勾配を付けるように、高いところから低いところにめがけて畝を立て、降った雨が畝に溜まらないようにします。

(2)石灰を十分に施す

ネギは酸性に弱く、石灰を多く吸収します。石灰の欠乏症は葉先枯れとなるので、十分に石灰を投入します。

(3)適度な畝幅と株間を

畝幅1m、株間6~8cmに1本植えを基準としますが、より太いものを望むのであれば株間を広く、細いネギを望むのであれば株間を狭くします。

(4)追肥と土寄せは8月末から8月末から気温の低下とともに生育が旺盛になってくるので、それに合わせて追肥や土寄せを3回程度行います。

(5)さび病を出さないよう、肥切れや窒素過多にしない
 さび病の発病適温は15~20℃で、春と秋の比較的低温で降雨が多い時に発生します。

また、さび病は肥料が不足しても、多すぎても発生しやすくなるので、草勢を良好に保ち、肥料不足や窒素過多にならないようにしましょう。


Q.玉ねぎについて相談します。家で苗を育て6月末に葉が倒れてから収穫し、袋に入れ日陰に吊るして保存しています。11月頃より腐りが入り始め(外側からも、途中からも)なかなか年が越せません。今まで腐らなかったことがほんの数回ありましたが、よくわかりません。腐らない方法がありましたら教えてください。

A.玉ねぎが腐る原因は、肥料過多や多水分等が考えられます。その対策は次の通りです。

(1)多肥にしない
 大きな玉ねぎをたくさん収穫しようと、基肥や追肥の量が多すぎたり、最後の追肥が遅すぎると腐りやすくなります。基肥、追肥とも適量とし、最後の追肥は遅くとも4月上中旬までとします。

(2)水分を多く吸った状態で収穫しない
 玉ねぎに水分が多いと腐りやすくなります。特に収穫時期(6月下旬~7月上旬)は梅雨に入っているので、雨が続いた後の玉ねぎは水を吸って腐りやすくなっています。
 そこで、何日か晴れ間が続いた後に収穫をするようにしましょう。また、収穫後晴天が続くようであれば、畑で1~2日間天日干しをしましょう。

(3)茎葉を付けたまま保存する
 収穫後にすぐに茎葉を切ることもあるかと思いますが、茎葉を切ってしまうと乾燥しにくくなります。
 そこで、茎葉を付けたまま茎葉がクタクタになるまで干してから茎葉を切るようにしましょう。
 茎葉を付けたまま吊るして保存する方法もあり、玉ねぎの余分な水分を飛ばすには理にかなった方法です。

(4)保水性の良い畑は高畝に
 玉ねぎの腐敗は、土壌水分と関係しています。保水性の良い土壌の畑では、生育末期に土壌水分の調整ができるよう高畝にすることも必要です。

(5)長期保存できる品種を選ぶ
 表にあるように、辛みの少ないサラダ向けの早生品種は貯蔵期間が短く、早くから腐ります。貯蔵性の良い品種(晩生種)ほど芽の出が遅く、腐りも遅いので、品種を確かめて栽培しましょう(表1参照)。

(6)貯蔵中の高温多湿に注意
 腐敗の原因は「りん片腐敗病」と「黒かび病」が主体です。

この質問の場合は「りん片腐敗病」だと思います。毎年、早い時期から腐る場合は生育期間中の殺菌剤の散布も有効ですので、ご一考ください。

「黒かび病」(玉ねぎの表面に黒いカビが発生する)は、貯蔵中に発生し、高温多湿を好み、梅雨が明け高温期になると発生が見られるようになります。

保存している場所が、車庫や小屋の奥では意外と乾燥しません。保管場所は風通しの良い所か今一度確認しましょう。

 
(営農指導部)
 
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