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2013年11月
 

今年の気象概況

1.今年も暑い夏となりました

今年の気象(4?10月)は、4月中旬?5月中旬が平年に比べ低温でしたが、他の時期は平年並みかやや高めに経過し、特に6?8月及び10月は大変暑い日が続きました。

日照時間は、4月が平年に比べ少なかったものの、5月以降は平年並みかやや多照となりました。

降水量は、5月が平年の37%と少なくなりましたが、他の月は平年並みかやや多くなりました。

梅雨入りは5月28日(例年6月8日)、梅雨明けは7月7日(例年7月21日)で、梅雨入り・梅雨明けともに平年に比べかなり早くなりました。梅雨期間(6・7月)の降水量はほぼ平年並みでした。

今年の天候は概して高温・多照・適雨であったことから、米を始め、トマト・ほうれんそうの作柄は例年を上回りそうです。

2. 大きな気象災害はなかったものの、高山で突風被害が発生!!

10月に入って台風が日本本土に接近し、大きな被害をもたらしましたが、飛騨地域では大きな被害をもたらすような台風の接近は1つもなく、全国各地で発生した豪雨被害もありませんでした。

しかし、今年は全国各地で竜巻被害が多く発生しましたが、7月6日の午後、高山市山口町から滝町にかけ、ビニールハウスの倒壊やビニールが破れる突風被害が発生しました。岐阜気象台の現地調査では、竜巻の可能性はあるが十分な証言が得られなかったことから竜巻と特定まで至りませんでしたが、飛騨地域でも異常現象が起きる可能性が示されたわけで、油断はできません。


水稲の作柄

1.作況指数は104

今年の水稲の生育は、田植え(5月中旬)以降、気温は高く日照も多く、順調に活着し、草丈はやや低く、分げつは平年並みで概ね順調に推移しました。

出穂期は、コシヒカリは平年並みでしたが、「ひとめぼれ」「たかやまもち」「ひだほまれ」は平年に比べ2?4日早まりました。

東海農政局が発表した10月15日現在の飛騨の水稲の10a当たり予想収量は554kg(平年比23kg増加)で作況指数は104となっています。

2.作柄の概要

  1. 穂数は、6月中旬?7月始めの日照不足の影響により分げつが抑制されたものの、その後は天候に恵まれたことから平年並み。
  2. 全籾数は、7月上旬から8月上旬にかけて好天に恵まれてやや多い。
  3. 登熟は、出穂期以降気温が平年並みないし高めに推移していることから平年並みの見込み。

図2


近年、紋枯病が増えています

 

紋枯病の発生は、良食味米生産のため施肥量が大幅に抑制されたこと等から全国的に減少?横ばい傾向が続いてきました。

しかし、温暖化の進行にともなって全国的に再び注目されています。飛騨地域においても「たかやまもち」等の早生品種で発生が多くなっています。

1.伝染経路

紋枯病の主な伝染源は前年の被害イネの上に形成された菌核(病原菌の菌糸のかたまり)です。菌核が田面に落ちて越冬し、菌核が代かき時に水面に浮き上がり、浮き上がった菌核は畔際に吹き寄せられます。その菌核がイネ株に付着して感染します。さらに、隣接株へ水平進展し、上位葉鞘に垂直進展により病勢が進展します。

図3

2.発生しやすい条件

紋枯病菌は、生育適温が30℃前後と高温で多湿条件を好むことから、高温多雨年や過繁茂になった稲で発生が多く、高温期に登熟を迎える早生品種や短稈多けつの品種に被害が多いといわれています。

3.紋枯病の被害

紋枯病にかかった株は、葉鞘や葉身が枯死するとともに倒伏しやすくなり、収量と品質が低下します。さらに紋枯病が白未熟粒の発生を助長することや、外観品質の低下に加えて、食味が低下する傾向があることが明らかにされてきたことから、良食味米生産の面から、発生動向に注意が必要な病気となってきました。

4.薬剤防除の目安

紋枯病は同一地域内でも圃場ごとに発生程度が大きく異なるので、画一的に薬剤防除の必要はありません。発生の多い水田だけを防除すればいいのです。

薬剤防除の目安は、穂ばらみ期に任意の25株を見て調査し、発病株率が20%以上であれば防除をします。

発病率が20%以下なら防除の必要はありません。

紋枯病は畔際から発生するので、紋枯病の多発圃場では畔際から10条程度防除することで効率的に次年度の伝染源を減らすことができます。

5.防除の実際

耕種的防除

  • 多肥、密植を避ける。
  • 代かき時に浮き上がったイネわらを水田の外に除去する。(菌核の除去につながります。)

 

 
(営農指導部)
 
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