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2013年9月
 

稲 作

今年の水稲の出穂期は、「コシヒカリ」は平年並みでしたが、「たかやまもち」、「ひとめぼれ」、「ひだほまれ」は、平年に比べ2~4日早くなりました(中山間農業研究所調べ)。

一方、7月18日に出された「斑点米カメムシ類の注意報」を受け、各地で一斉草刈や一斉共同防除が行われました。

今月は収穫期を迎えます。適期に収穫して品質の良い米を生産しましょう。

 

1.早期落水の防止

あまり早い時期の落水は、米の品質低下ばかりでなく、未熟粒を増加させるとともに、玄米中の窒素含有率を高めるため、食味を低下させます。

落水時期の目安は出穂後30日です。しかし、今年のように晴天・高温が続く年は遅めに落水しましょう。落水後に水田が乾きすぎる場合は走り水を入れましょう。


2、適期収穫の励行

稲は早刈りすると青米が増加し、未熟粒が多くなります。一方、刈り遅れると、玄米の光沢が低下するばかりでなく、胴割れ米が発生しやすくなります。

刈取り適期は品種によって異なります。また、同じ品種でも、標高、田植え時期、水田土壌の栄養条件等により異なりますので、水田ごとに刈取り適期を見極めましょう。


3、刈取り適期の見極め方

刈取り適期は、水田ごとに穂の登熟程度を確認して決めましょう。

その方法は、水田の平均的な生育をしている所で5~6本の穂をまとめて握り、「帯緑色籾」の割合を調査して決める方法です。籾の基部に少しでも緑色部が残っている籾が「帯緑色籾」です。この「帯緑色籾」の割合が10~15%の時が刈取り適期です。

水田全体を眺めただけでは、止め葉や穂軸の色に惑わされるので注意が必要です。

 

紅かぶ

(1)発芽適温、生育適温

  • 発芽適温 20~25℃ 30℃以上で発芽不良
  • 生育適温 15~25℃ 25℃以上で根の肥大不良

(2)播種適期

  • 標高400~500m 9月15日~20日
  • 標高500~650m 9月5日~15日
  • 標高650~800m 8月25日~9月5日

(3)栽培上の注意点

  1. 生育期間は60~70日。早播きすると裂根やス入りが発生しやすくなります
  2. 過湿に弱いので、高畦にするなど排水対策を徹底しましょう
  3. 痩せ地では肥大が悪く、良品が生産できないので、肥沃な圃場を作りましょう
  4. 間引きは早めに行い、根の肥大を促し、追肥も2回程度施し、肥効を高めることが大切です

(4)栽培管理

  1. 栽植密度
    • 水田転作(高畦)2~3条播き
    • 排水良好圃場  4~6条播き
    • 播種株間    9~15cm
    • 条  間    30~35cm
  2. 間引き 本葉3~4枚時(播種後15日頃)に株間15~18cmに間引きし、1本立てとします
  3. 追肥 間引き直後に1回目の追肥を行い、中耕除草を行います

(5)施肥設計

  1. 痩せた畑は基肥を多めにします
  2. 追肥は間引き後(播種後15~20日)に施し、生育の悪い場合は25日目にも施します
  3. 微量要素(ホウ素、苦土)の吸収が多い作物なので、必ずミネラル宝素等を施しましょう

(6)病害虫防除

根こぶ病の発生が予想される圃場では、石灰を十分に施して酸度を矯正します。土壌水分が多いと根こぶ病が発生しやすいので、水田転作等では過湿を避けるため高畦とします。

また、播種前にネビジン粉剤等を散布して土壌とよく混和する方法もあります。

 

菜園相談室

Q サトイモの1株が突然枯れてしまいました。株元を見るとかじられた跡があり、株元の地面には大きな穴が開いています。ネズミが悪さをしていると思います。隣の畦のオクラも株元に大きな穴が開いており、少しかじられた跡があります。このままだと他の野菜が心配です。
 ネズミの防ぎ方を教えてください。 (高山市/Dさん)

A. モグラは動物食なので植物を食べることはほとんどありません。ですから、野ネズミの仕業と思います。
 以前は、地域一斉に野ネズミ駆除が行われていましたが、最近は一斉駆除を行う地域は減ってきています。しかし、近年一斉駆除を実施する地域が増えつつあるようです。野ネズミの被害が増えているのでしょうか。

(1)野ネズミの防ぎ方

  1. 休耕地、畦畔等の雑草を刈り取り、除去又は焼却して生息に好適な環境をなくす
  2. イタチ、トビ、タカ、フクロウ、ヘビ等の天敵を保護する
  3. エサが少なくなる晩秋から初冬及び、繁殖が盛んになる前の早春に薬剤防除を行う。防除は可能な限り広域で行う

(2)薬剤防除のポイント

表2が主な殺そ剤とその特徴です。

  1. 薬剤を投入する日の前日に、菜園及びその周辺の「そ穴」を踏み固め、翌日開いた穴に小袋のまま投入する。投入後、穴はふさいでおく
  2. 菜園の中ばかりでなく、その周辺に約2m間隔に点状に配置する

(3)薬剤使用上の注意事項

  1. 作業時は、直接手に触れないようゴム手袋を用いて取扱い、作業後及び直接身体に付着した時は石ケンでよく洗うこと
  2. ネズミは人間やタバコの臭いに敏感なことからも、必ず手袋を着用する
  3. 表2の薬剤は、農地や山林に生息する野ネズミ駆除用の殺そ剤(農薬)であり、一般家屋に生息する家ネズミ(ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミ等)の駆除には使用しない

(4)薬剤を貯蔵する時

  1. 直射日光を避け、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に密閉して保管する
  2. 特に、危害防止から、子供の手の届かないところに厳重に保管する

 

 
(営農指導部)
 
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