JAひだ


 
Home
JAの概要
事業のご案内
店舗・事業所
飛騨の農畜産物
トピックス
JAひだニュース
営農情報
職員採用情報
リンク集
お問い合わせ
 
事業のご案内
2012年7月
 

稲作

水稲の生育状況(6月29日現在)

今年の水稲の生育は、田植え後から現在まで平年に比べて気温がやや低く、日照時間も少ないことから生育はやや遅れています。

中山間農研の6月26日の生育調査(4月17日植え・4品種)では、草丈は平年対比79〜87%と短かく、茎数は平年対比79〜100%とやや少ない状態が続いています。

また、葉色は平年に比べ薄く、葉数は平年に比べて1枚ほど少ない状態です。生育の遅れは回復しつつありますが、今後の天候に注意し、適期・適量の穂肥や病害虫防除等に努めましょう。

カメムシ類対策は地域を挙げて

◎昨年のカメムシ類の被害

近年、「たかやまもち」だけでなく、「コシヒカリ」等の中生品種にもカメムシによる斑点米が発生し、一等米比率が下がっています。平成23年産は、平成22年産に比べてやや被害が改善されたものの、まだ一等米比率は低い状態で、地域差もみられます。

平成23年産の飛騨産米の等級格付け割合は、一等米が74%、二等米が18%となっています。二等米への格下げ理由のほとんどがカメムシ類による斑点米です。

◎玄米1000粒の中に斑点米が2、3粒で二等米に格下げ

水稲うるち・もち玄米の農産物検査の規格基準では、斑点米(着色粒)の混入限度は表2のとおりです。丹精こめて作った米も1000粒の中に2粒の斑点米があると二等米になってしまいます。

飛騨産米の品質向上のため、地域を挙げてカメムシの防除に取り組みましょう。

◎主なカメムシ類の種類と特徴

飛騨地域で斑点米の原因となる主なカメムシ類は表3の4種類です。ホソハリカメムシ以外の3種の大きさは5〜7mmで、水稲のモミ(長さ約7mm)より小さく、冬には人家の中に集団で侵入してくる「クサギカメムシ(ヘクサムシ)」(体長13〜18mm)に比べかなり小さなカメムシです。

斑点米カメムシ類はイネ科植物を好み、イネ科植物が生えている雑草地、農道の法面や牧草地に生息しています。好みのエサはカメムシの種類によって多少違いますが、イネ科植物を好む点では共通しています。そして、生息場所のエサの条件が悪くなると、条件の良いところに移動します。

◎水田への侵入方法

雑草や牧草の夏枯れや草刈りなどでエサとなるイネ科植物が無くなると他の場所に移動します。その時期が、水稲の出穂期〜登熟期であれば、水田の中のエサ(稲穂)を求めて移動してきます。特に、「カスミカメムシ類」や「ホソハリカメムシ」は飛ぶことができ、移動距離が大きいので注意が必要です。

◎カメムシ類の防除対策

カメムシ類の防除方法には、雑草等の管理を行う「耕種的防除」と「薬剤防除」があります。両方を併用するとより高い防除効果が得られます。

(1)耕種的防除

  1. ヒエやホタルイ等の雑草が発生している水田では、これらの雑草の穂が出る前に取り除く
  2. 畦畔や牧草地等の草刈りを出穂10日前までに行う。水稲の出穂期前後に水田周辺の草刈りを行うと、カメムシ類を水田内に追い込みことになります
  3. 地域で協力して一斉に草刈りを実施すると、より高い防除効果が期待できます

今年の一斉草刈り実施期間は7月10日〜7月20日です

(2)薬剤防除

  1. 薬剤防除は、出穂期7日後とそれから7〜10日後の2回防除が基本です。薬剤の選定や防除時期については、水稲栽培農家に配布する「飛騨のこめ」をご覧ください
  2. 「カスミカメムシ類」は移動性が高いので、薬剤防除は地域で日にちを決めて行うか、無人ヘリ等で地域一斉に行なう方法がより高い防除効果が期待できます

今後の肥培管理

◎中干し後の水管理

中干し後は、土壌深くに伸びた健全な根を稔実終了まで維持することを目標に間断潅水とします。特に梅雨明け後は気温の上昇により水田内の高水温化や酸欠により根痛みをしやすいので、高温時は3日に1度、新鮮な水で酸素補給と高水温化防止の間断潅水に努めます。

◎適期・適量の穂肥施用

一穂モミ数の確保と登熟向上のため穂肥をしますが、穂肥が早すぎると下位節間が伸びて倒伏しやすくなります。また、遅すぎると一穂モミ数が少なくなり減収となります。そこで穂肥は、葉色や幼穂長を確認し適期に適量の追肥を行います。(「飛騨のこめ」参照)

野菜

ナスの栄養診断と対策

○栄養状態の良好なナス

  1. 開花した花の上に4〜5枚の展開葉があり、葉は上向きで茎も太い
  2. 開花している花は大きく、その上にもつぼみが1、2個がある

○栄養不足ぎみのナス

  1. 開花した花の上の展開葉が1〜2枚しかなく、開花している花は小さい
  2. 開花している花の上につぼみがないか、あっても貧弱

ナスの追肥の仕方

第2果収穫後から10〜15日おきに追肥します(1回に10平方メートル当たりNK808を100〜200g)。

樹勢が弱くなってきた時の対策

  1. 小さめで収穫する。初めから生育が悪い場合は一番花を花のうちに取り除く
  2. 誘引を遅らせる
  3. こまめに潅水するとともに、追肥間隔を短くする

樹勢が強すぎる時の対策

  1. やや大きめで収穫する
  2. 誘引を早めから行い、強い枝は折れない程度に寝かす
  3. 追肥開始を遅らせる

菜園相談室

質問

オクラが大きくなりません。どうしたらいいでしょうか?(古川町:美容師さん)

回答

オクラは高温を好む野菜です。大きくならないのは、今年の天候の影響が考えられます。これから気温の上昇とともに生育が回復するものと思います。

この他に次の事も考えられます。

  1. オクラは乾燥地のアフリカ東北部が原産地です。そのため、加湿や排水不良には弱い野菜です
  2. 高温を好むのでマルチ栽培の効果が高い野菜です
  3. オクラは細い根が少なく、植え傷みのしやすい野菜です
 
(営農指導部)
 
  最新の営農情報はこちら>>

飛 騨 農 業 協 同 組 合 Copyright(C) 2007 JA-hida All rights reserved.
ご利用にあたって