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2012年2月
 

農作物の鳥獣害過去最悪22年度被害額239億円

 農水省は1月に、平成22年度の野生動物による農作物の被害が、239億円になったと発表しました。22年度の集計は、東日本大震災の影響で情報を得られなかった岩手・宮城・福島の13市町村を除いた数値ですが、調査を始めた平成11年度以降で最悪の年となりました(表1)。

 平成22年は、猛暑などでドングリ等の餌が不作となり、野生動物が人里に入り込んできたことが主要因と見られています。

 被害金額は、前年度と比較し12%増加、被害面積は11万haで8%増、被害量は74万tで19%増となっています。

 被害金額を鳥獣種別で見ると、鹿が78億円(21年比10%増)次いでイノシシが68億円(同22%増)、カラス23億円(同1 % 増)、サル19億円(同12%増)、熊5.3億円(同57%増)などとなっています。また、地域によっては、その他の鳥獣被害も発生しています。

 農水省は平成23年度に鳥獣被害緊急対策事業で113億円を投じ、防護柵や捕獲ワナの整備、追い払い犬の導入などを支援してきました。

 平成23年の飛騨地域は、鳥獣の餌も比較的豊作で、被害も少ない傾向となりましたが、24年は、鳥獣の繁殖活動が進み、頭数増加等による被害拡大が心配されます。充分な対策を心がけておきたいものです。

平成24年の農産物トレンド年度

安全・安心が更に向上

 日本農業新聞は、昨年12月に全国のスーパー・生協・卸売会社など215社を対象に平成24年度の農産物販売に関する調査を行い、回答のあった115社の結果をまとめました(表2)。

 結果は、「安全や安心」を重視する傾向が高まっています。中でも、東電の原発事故の影響が長期化すると予想され、食の安全確保がポイントとなっています。

 一方、原発事故による風評被害や、消費者への不安払拭に対する対策では、放射線調査の公表など、「正確な情報提供の充実」が72%、2位は「検査済商品の取り扱い拡大」と「不安解消に向けた応援セール」が共に32%となっています。

 また、平成24年の農畜産物の売れ筋傾向の予想は次の通りです。

水稲

24年産高品質・安定生産のためのポイント

1 土作り対策

 根の活力を高め、病害虫に対する抵抗性を高めるため、土作り資材(ニュー味力アップ、または土のかおり)を積極的に使用します。

2 苗作り対策

 健全な苗作りが作柄を左右します。温度管理は、31度以上にしないように管理します。(細菌性病害対策)

3 除草対策

 剤の散布にあたっては、使用時期・量を間違えないように。また、剤の効果を安定させるため、代かきは丁寧に、散布時の水はやや深めで、7日間は落水しないようにします。

4 異品種混入防止対策

 前年、うるち品種を栽培した水田に、本年もち品種を栽培する場合は、田植前処理剤「農将軍フロアブル」+移植7 日以降「アピロファインDジャンボ」の使用が効果的です。

5 病害虫防除対策

 初中期病害虫対策は、田植時の育苗箱施薬による防除を徹底します。
カメムシ類防除は、畦畔の草刈りと出穂期7日後及び15日後の2回防除を徹底します。

6 適期落水の実施

 早期の落水は、米の充実度不足と食味や品質の低下を招くため、出穂後、30日間は水を切らないようにします。

7 良質米生産対策

 収量より品質を重視する栽培とし、植え付け本数は1株3.4本、坪当たり60株前後植えを目標としまします。

 混米防止のため、播種・田植・刈取り・乾燥調整には、細心の注意を払います。

主要品種の栽培ポイント

1.コシヒカリ・ひとめぼれ
・倒伏しやすいので、基肥は栽培暦の施肥量を厳守するようにします。
・いもち病に弱いため予防防除を必ず行い(箱施薬の実施と出穂後の防除)、出穂35.40日前にはけい酸加里プレミア34を施用し、稲体を健全に保ちます。
・穂肥の適期は、出穂18日前頃を目安に、コシヒカリは葉色3.5、ひとめぼれは4.0で基準施肥量とします。

2.ひだほまれ
・倒伏しやすいので栽培暦の施肥量を厳守し、穂肥の時期は出穂18日前頃とします。
・胴張不良と胴割を防止するため、早期落水は絶対に避けます。
・遅刈りは胴割れしやすいので、やや早刈りに心がけます。

3.たかやまもち
・胴張不良が多いので、穂肥は出穂21日前とし、早期落水は避けます。
・耐冷性が弱いので、低温の年は幼穂形成期から出穂期にかけて、深水管理とします(7月中下旬頃)。
・刈遅れによる胴割防止のため、適期刈取りに心がけます。

野 菜

越冬野菜類雪解け直後からの肥培管理が重要

1.雪解け直後には、先ず圃場内の滞水を排水するため、溝の再整備を行います。また、雪圧で土壌表面が硬い場合は、軽く中耕を行い、根痛み防止と生育促進を図ります。


2.雪解け直後の野菜類は、土の汚れや過湿条件などで、低温性の病害が発生しやすいので、予防防除に心がけましょう。


3.融雪後、圃場条件が良くなり新葉(芽)が伸び始めたら、早めに追肥を行い、生育促進と根の健全化を図ります。

◎オリナ
 追肥は、雪解け直後と4月上中旬頃に、NK808追肥化成を1a当り2kg株周辺へ施します。連作地や水はけの悪い圃場では、病害が発生し易いので、排水と予防防除を行います。

◎タマネギ
融雪後、排水を図り、追肥を早めに施し、肥切れさせないよう管理します。乾燥が続いた場合は潅水をします。最後の追肥は、遅くとも収穫の30.40日前とし、特に、貯蔵用とする場合は早めに終了します。

花き類

地域で異なる冬越し・夏越し

 宿根草や球根草の場合、冬越し・夏越しに地域差が出てきます。暖地ならば植えたままで冬越しできるものであっても、寒地では寒さで地中の茎も枯れてしまいます。

 一般に昔から日本に自生していた宿根草(スズラン、エビネなど)は、もともと日本の環境に合っているので、毎年咲いてくれます。

 これに対して、海外から導入されたものは、耐寒性や耐暑性などが日本の環境になじまず、枯れてしまうものもあります。例えば、アガバンサス(紫君子蘭)は暖地では戸外で越冬できますが、寒地では枯れてしまいます。この場合は、鉢作りにして冬期間は、室内で管理することが重要です。

 ハイビスカス、ブーゲンビリア、グロキシニアなどは、冬越しに注意さえしていれば枯れることなく、春から生長を始めます。

 また、シクラメン、プリムラ、オブコニカ等は、夏の暑さで枯れやすいので、夏越しの管理を徹底します。

(営農指導部)

 
(営農指導部)
 
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