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2012年1月
 

 新年を迎え、今年が農業にとって良い年となるよう願います。しかし、私たちを取りまく社会・経済環境は、依然として厳しい状況にあります。特に、農業は前記に加えて自然環境の影響も大きく、高品質・安定生産を図るためには、過去・現在の情報を整理したうえで、正確な対応に取り組むことが大切となります。

今冬西日本で寒波の恐れ!

 気象庁は、東太平洋の赤道付近で、海面水温が平年より低くなるラニーニャ現象が発生し、今冬も東日本以西で低温傾向になる恐れが高まってきたと発表しました。

 同現象が発生すると、熱帯域の活発な対流活動が偏西風の蛇行を強めて、日本では西高・東低の冬型気圧配置が強まって寒気が南下しやすくなります(図1)。過去の統計から見ると東・西日本で平年に比較して、寒冷化する傾向にあり、昨年も西日本では、記録的な豪雪となり、果樹の枝折れやビニールハウス、果樹棚の倒壊など、深刻な農業被害が相次ぎました(表1参照)。

 対策には限界がありますが、ハウス・温室や果樹に積もった雪や、埋もれた施設などでは早めの除雪に心がけるとともに、時期によっては融雪剤の利用など、被害発生防止に努めましょう。

水稲

飛騨地域の米づくりの方向

 安全・安心な『売れる米づくり』に地域一丸となって取り組み、「飛騨米」のブランド化を推進するために、次の事項を徹底しましょう。

 1.栽培管理記録を全農家で取り組み「飛騨米」産地の信頼を高めましょう。

 2.ポジティブリスト制度を理解し、安全・安心な米づくりに努めましょう。

 3.JA米全量出荷により「飛騨米」のブランド化を推進しましょう。

 4.農作業受託組織の活用により生産性を強化し、子孫に誇れる「将来ある地域づくり」を進めましょう。

高品質・安定生産に向けて

消費者・実儒者の要望に応えるため、適地・適品種を作付けし、良質米の安定生産に取り組みましょう。近年、気象変動や省力手抜き管理によって、品質や収量が低下しています。今一度、基本技術を見直し、適正な肥培管理に取り組みましょう。

1.土作り対策
根の活力を高め、病害虫の抵抗性を高めるため、土作り及び微量要素資材を基準に従い施用しましょう。

2.苗作り対策
健全な苗作りが作柄を左右します。育苗温度管理(最高30度以下、最低10度以上)に注意しましょう。

3.品質均一化対策
品質重視の栽培のため、植付け本数は3〜4本/株(高標高地4〜5本/株)とし、坪当たり植付け株数60株を目標としましょう。

4.除草対策(薬剤使用)
除草効果を高めるには、使用時期を間違えないこと、また代掻きを丁寧に行うことがポイントで、初期除草剤は、水持ちの良い状態で深水管理し、散布後7日間は落水しないようにしましょう。

5.異品種混入防止対策
前年「うるち」品種栽培で、本年「もち」品種栽培の場合の除草剤散布は、前処理剤「農将軍フロアブル」+移植7日以降「アピロファインDジャンボ」剤で混米防止対策を行いましょう。また、播種、田植、刈取り、乾燥調整に細心の注意をはらいましょう。

6.病害虫防除対策
田植前・田植時の箱施薬で予防防除を徹底しましょう。カメムシ類対策は、出穂10日前までに畦畔及び周辺雑草の刈取りを徹底し、薬剤による防除は、出穂後2回を心がけましょう。

7.適期落水の徹底
近年、出穂後の30日間は高温傾向にあります。水温30度以上の管理や早い落水は根を傷め、籾の充実度不足や品質・食味の低下を招きます。
出穂後30日間は落水せず、水温が30度以上にならないよう管理しましょう。

園芸

ハウス・温室等の雪害対策

 数年おきの豪雪に悩まされる飛騨地方のパイプハウスや温室は、施設の補強や早目の除雪による災害防止対策が必要です。

1被覆ハウスの雪害対策

1.事前対策
・積雪前に補強用支柱・筋かいを設置します(支柱は3m以内の間隔(図2))。
・屋根の雪がスムーズに落ちるようスペースを確保しておきましょう。

2.降雪時の対策
・雪が積もったら速やかに雪下ろしし、雪の重みでフイルムに弛みが出来ないようにしましょう。
・加温ハウスは、可能な範囲で温度を高め、内張りがある場合は一時的に開放するなどして、雪落ちを早めましょう。
・屋根上の片寄った雪は、ハウスが倒壊しやすいので除雪します(図3)。
・屋根から落ちたハウス間の雪は、次の降雪に備え、速やかに除雪しましょう。

2被覆ビニールをはずしたハウスの積雪(豪雪)対策

1.事前対策(特に肩高の低いハウス)
・早めに図4の直管1.2.3.を取り外しておきます。補強用番線、マイカー線及び陸張棒6.以上に積もると、ハウスの倒壊につながるので早めに除去します。また、サイド潅水管7.8.も取り外すなど、器具およびアーチの損傷防止を行いましょう。

2.豪雪時の対策(特に肩高の低いハウス)
・アーチ肩部(図41.2.)以上に積雪させないよう、除雪又は踏みかためを徹底します。
・直管が着いている時は、1.2.を取り外すか、雪に埋まらないよう早目にアーチ両サイド(点線4.)を踏み固めるか、除雪します。
降雪時の作業は重労働です。天候や体力に合わせて、安全な作業を進めましょう。



(営農指導部)

 
(営農指導部)
 
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