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2011年12月
 

「提言型政策仕分け」実施

 11月20から23日までの4日間、政府の行政刷新会議が、国の政策や制度のあり方を公開の場で検証する「仕分け」が実施され、農業分野では、普及事業や飼料の備蓄体制、環境保全対策の改善策などが検討されました。与党議員や民間有識者の「仕分け人」からは、農業技術の普及に偏らず経営力強化の支援策への転換や、個々の農業者や事業者の経営努力を促し、行政の関与を減らすよう改革を求める声が出されましたが、どれも抽象的な結論にとどまりました。

 農業分野の仕分けは、7事業が対象となり、結果は下の表のようにまとめられました。

注)提言型政策仕分けとは…
 従来の事業仕分けは、「廃止」「予算縮減」等と判定されましたが、この政策仕分けは、国の政策や制度の問題点を洗い出し、改革の方向性を提言します。

近年の気象比較

 平成22年と23年の気象を平年値(1981〜2010年の30年平均)(図1)と比較してみると、この2か年の特徴は、

(1)平均気温の高温化は、2月中旬〜3月上旬、6月中旬〜7月中旬、8月下旬、9月中旬、10月下旬が、また、低温傾向は1月、3月下旬〜5月末、9月中旬頃に見られます。
 特に、22年は6〜10月の長期にわたって高温傾向で、23年は6月中旬〜7月中旬、9月中旬が高く、8月は平年並みとなりましたが、10月は前半低温化、後半(11月中旬頃まで)高温化と、平均気温で10度の較差が生じました。

(2)降水量は、22年は、半旬(5日間)当り100mm前後増の回数が1回に対し、23年は3回と集中豪雨が増加し、6月〜8月中旬、9月下旬〜11月上旬は比較的少雨となりました。

(3)日照時間は降水量と関係が大きく、23年は、5月下旬〜6月末、7月中旬〜〜9月上旬の減少が目立ち、3月中旬〜4月中旬、7月中旬、9月中旬が多照となりました。中でも、7月末〜8月中旬は低日照となりました。
 水稲や夏秋野菜類の生産は、4〜11月の気象変動が大きいほど、生育・収量・品質が不安定になるなどの問題が発生しやすくなります。栽培品種選定や圃場環境整備の実施と気象変動に対応した肥培管理や作業が、特に重要となります。

水稲

水稲1等米比率82.3% 前年同期比19.2ポイント向上

 農水省は、全国の平成23年度産米の1等米比率(10月末現在)は、前年同期比で19ポイント上回る82.3%と発表しました。夏の記録的猛暑で、過去最低水準となった22年産米と比較し、本年は全国的に前年同期を上回る平年並みの1等米比率となりました。飛騨地域でも22年は、夏の猛暑が影響し、白未熟粒や着色粒(カメムシ類被害等)の発生が多く、過去10年間で1等米比率が最低の年となりました。

 気象変動の大きさに比例し、収量・品質の変動幅も大きくなる傾向にあります。圃場環境の整備や気象変動に対応した肥培管理や作業の必要性が高まっています。

野菜

越冬野菜の凍み上がり防止

 秋に植えつけたオリナ、タマネギ、エンドウ、イチゴ、ネギ苗などは、根の伸張が悪かったり根元が露出している場合など、根雪となる積雪が少ないまま厳冬期を迎えると凍害を受け、枯れ上がりや欠株が多発しやすくなります。根張りの促進と凍み上がり防止に心がけましょう。

◎タマネギ

 活着が遅れると、霜柱により浮き上がってしまう(凍み上がり)ことがあります。

 被害発生前に株元の土入れや鎮圧をして被害防止を図りましょう。

◎オリナ

 定植が適期で活着が進んでいる場合は心配ありませんが、遅れた植え付けや土寄せが少ない圃場は、株元が露出することがあるので、早めに再度土寄せをして、鎮圧を行います。

 土寄せは株の生長点(新葉)までかくれないよう注意して行います。

◎ネギ苗

 排水が悪く耕土の浅い苗床では、根の伸張も悪く凍み上がりの被害が多発しやすくなります。

 毎年、被害が発生する場合は、圃場周囲の排水対策を行い、霜柱が発生する前に、軽く苗踏みして鎮圧します。

◎エンドウ

 早播きして年内に大きくなりすぎると、春の融雪時に雪腐れが出やすくなります。特に圃場の排水性が影響するので、降雪前に排水対策を完備しておきましょう。また、春先の凍み上がり防止には、早めにくん炭(焼き籾殻)を散布しましょう。

花き 冬季の暖房

 昼間から夜間にずっと暖房をつけている雪国では、室内の湿度不足に注意しましょう。

 花弁の薄い花の場合、湿度が30%台以下では、花の寿命は半分くらいになります。加湿器などを使用した湿度調整が必要です。

 また、厳冬期は、夜間暖房を切った後、室温が急激に低下します。株や鉢にビニールなどをかぶせ、寒さから守りましょう。

 スイセンやチューリップなどの鉢花は、秋の終わりから最低温度23〜24度の続く室内では、花茎が出来ても蕾のないことがあります。こうした鉢植えは、できるだけ遅い時期まで戸外に置くなどしてから、室内に入れるようにします。

果樹の防寒対策

 家庭果樹などは、樹種によって耐寒性に差があるので、寒さの厳しい地域では、防寒対策が大切です。

 果樹の防寒には、地上部の被覆と地下部の保護の2通りあります。

 地上部の被覆は落葉・枝枯れ、主幹部の凍結を防止し、地下部の保護は根を保護するものです。コモがけなどで保護する場合は、下図を参考にして下さい。

 
(営農指導部)
 
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