JAひだ


 
Home
JAの概要
事業のご案内
店舗・事業所
飛騨の農畜産物
トピックス
JAひだニュース
営農情報
職員採用情報
リンク集
お問い合わせ
 
事業のご案内
2011年8月
 
 

高温・乾燥期を
上手に乗り切る

 6月下旬から高温(最高気温30度以上)傾向は、7月に入っても継続しましたが、大型台風6号の影響で、飛騨地域では高温・乾燥が一時的にでも回避された状況となりました。しかし、8月に向けては、引き続き高温傾向で推移すると予測されており、水管理や栄養管理に注意し、特に、気温30度以上・強日照が続く場合は、人を含め各作物の上手な体力(樹勢)維持管理が重要です。

水 稲

 中山間農業研究所(飛騨市古川町)の生育速報によれば下表のとおりで、初期生育の遅れは7月になっておおよその回復を見ましたが、草丈では各品種全般にやや長め、茎数は平年より少な目、中でも「ひだほまれ」の茎数不足が目立っています。
  葉色は多少の濃淡差はあるものの平年並み、葉齢は各品種とも平年より進んでいます。また、出穂は「たかやまもち」で「平年並み」、他の品種についても、「平年並み」もしくは「平年よりやや早め」の出穂が予測されています。各品種とも、天候に対応した出穂前後の適正管理に努めましょう。

1 カメムシ類多発注意!

  昨年は早生品種の「たかやまもち」以外の「コシヒカリ」などでも、カメムシ類による着色粒の被害で1等米比率が過去にないほど大きく低下しました。
  JAの営農指導員・病害虫防除所飛騨支所等によるカメムシ類の発生状況調査では、現時点で発生が非常に多く、被害の増大が懸念されます。
カメムシ類の対策は、出穂前後〜出穂20日程度までの期間の防除が特に重要で、薬剤の種類ごとに防除適期が異なります。JAの営農指導員や各資材店舗で相談するか、水稲栽培農家に配布している「飛騨のこめNo.4」「飛騨のこめ(号外)」を参考にして、適期防除に努めて下さい。また、地域一斉で防除を行うと、より効果的です。
※出穂期前後の畦畔の草刈は、カメムシ類を田の中に追い込むことになるので、この時期の草刈は避けましょう。
  また今後の天候が、高温乾燥傾向なら害虫(ウンカ類など)の発生が、雨天や日照不良続きなら病害(いもち病、穂枯れ症など)の発生が予測されます。天候の変化に注意しながら、目視による確認を行い、適期防除に努めましょう。
  防除の際は、必ず周辺栽培者と連携し、他作物等への飛散や用水へ流れ出ないようにします。
  「営農の手引き」または「飛騨のこめ」に基づき使用時期・使用量を厳守して防除を行いましょう。

2 適正な水管理で
登熟の向上を!

1.出穂から開花期の水管理

 この期間の1週間前後は、水分不足や高水温下における授精障害発生防止のため、湛水状態(水田水温30度以下)で管理します。また、湛水状態のままで管理すると、酸素欠乏や高水温となりやすいので、高気温時は新鮮な水を入れるなどして、根や茎葉の健全化管理に心がけます。

2.開花終了以後の水管理

 水田土壌水分が90〜80%(田面の足跡等低い部分に水が残る程度)を維持するため、間断潅水を続けます。
  玄米は出穂とともに生育を始め、開花後5〜6日経つと「玄米の長さ」が決まり、15〜16日で「幅」が、25日頃に「厚さ」が決定し、おおよそ生長は完了します。
  その後、5〜10日間は栄養分を充実させ、出穂35日頃に完熟化します。
  特に、この間の水不足や夜間の高温は、玄米の肥大や品質低下の原因となるので注意しておきましょう。

3.適期の落水実施

 出穂後30日(コシヒカリは35日)を目安として、極端な湿田以外の乾田では、刈取り7日前までは極端な乾燥をさせないよう心がけます。
  特に、高温下での早い時期の落水は、玄米の肥大低下や胴割れ米の増加・昨年課題となった白未熟粒が発生しやすくなります。注意しておきましょう。
  落水時期と品質・胴割れ米発生については、左図のような試験結果も報告されています。

 

 
野 菜
 

 近年は8月以降の高温化・温暖化傾向により、天候に合った秋野菜や越冬野菜の播種期の設定や病害虫防除計画の見直しが必要となっています。気象予報や栽培地の標高などを考慮し、生産の安定に努めましょう。

1 夏野菜の当面の対策

  1. 野菜類の生育維持や回復には、乾燥防止(潅水や敷き藁等)を基本に、土寄せ・追肥・液肥の葉面散布等で早めに対策を行います。
    中でも果菜類は、8月になると収穫最盛期に入ります。夏バテ等の生育低下は、病害虫の発生や後半の収量・品質の低下につながります。
  2. 適期の薬剤等散布により、病害虫の発生防止に努めます。
  3. ハウス施設等では、高温時の換気を徹底し、ハウス内温度の低下を図ります。
    また、乾燥時には潅水を十分行います。

2 秋野菜の対策

1.圃場の準備

8月から9月上旬は、秋野菜の播種期になります。
  はくさい・だいこん・紅かぶ等は、播種予定日の半月前には、圃場の準備を行いましょう。
  前作の残渣や雑草などの除去と圃場の凹凸などを整地します。
  左記の土壌改良剤を施用(10平方メートル当たり)し、直ちに20cm前後の深さに耕起・混合します。だいこんの場合はやや深めに耕起します。
  完熟堆肥   20kg
  苦土石灰   1.5kg
  苦土重焼燐  0.2kg
  ミネラル宝素 0.8kg

2.元肥の施用混合と畦立て

元肥には色々ありますが、有機6‐6‐6SP使用の場合では、はくさい・紅かぶで2.5kg/10平方メートル、だいこんで2kg/10平方メートルを深さ15cm位までに混合し、抱き畦または単畦として畦立てします。
3.平年時播種期の目安
  生育適温に合せた播種時期の目安としては、上の表を参考を参考にしてください。
注)高温化傾向が強い場合は、その程度により播種期を遅らせて栽培することが大切です。

 
(営農指導部)
 
  2011年7月の営農情報はこちら>>
   
  2011年6月の営農情報はこちら>>
   
  2011年5月の営農情報はこちら>>
   
  2011年3月の営農情報はこちら>>
   
  2011年2月の営農情報はこちら>>
   
  2011年1月の営農情報はこちら>>
   
  2010年12月の営農情報はこちら>>
   
  2010年11月の営農情報はこちら>>
   
  2010年10月の営農情報はこちら>>
   
  2010年9月の営農情報はこちら>>
   
  2010年8月の営農情報はこちら>>
   
  2010年7月の営農情報はこちら>>
   
  2010年6月の営農情報はこちら>>
   
  2010年5月の営農情報はこちら>>
   
  2010年4月の営農情報はこちら>>
   
  2010年3月の営農情報はこちら>>
   
  2010年1月の営農情報はこちら>>
   
飛 騨 農 業 協 同 組 合 Copyright(C) 2007 JA-hida All rights reserved.
ご利用にあたって