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2011年7月
 
 

熱中症予防をしっかりと
気象庁が注意報発表

 気象庁は7月中旬から「高温注意報」を出すと発表(北海道、沖縄を除く地域対照)しました。前日または当日の最高気温が熱中症となりやすい35度以上になると予想される場合に発表し、注意を呼びかける計画です。

 同庁によると、今年の気温は北日本で平年並み、東日本以西は平年並みか高くなると予測され、注意が必要としています。

 昨年度の労働者の熱中症による死亡者は、農業関係で6名、全体では47名と過去10年で最多となりました。 農作業中の熱中症死亡事故は、ハウス内作業中2名、屋外作業中2名、樹木伐採作業中2名でした。
予防策は、1.自覚症状が無くても、水分や塩分をしっかりとる。2.ハウス内など高温・多湿の環境下で作業する場合は一気に作業せず、徐々に暑さに慣れる時間を設けることなどが重要となります。

月別気象の特徴
(名古屋地方気象台発表)

7月=平年に比べ晴れの日が多い。気温は高い確率50%。降水量は平年並み及び少ない確率が40%です。

8月=平年と同様に晴れの日が多い。
雷雨の発生しやすい時期あり。

9月=天候は数日の周期で変化、気温は平年並み及び高い確率40%です。

稲 作

 田植後の5月下旬から6月初旬は最高気温が低く、最低気温はやや高め、平均気温は平年並みで経過しました。中でも5月末は降水量が多く、以後の日照時間低下によって、初期生育は平年と比較し、草丈長く大幅な茎数不足・葉色の低下をもたらしました。今後の天候に注意し、有効茎数の早期確保と病虫害発生防止に努めましょう。

生育状況(中山間農技研6/28調査)

 草丈は、各品種6月中旬までは平年より長めでしたが、コシヒカリを除き平年以下となっています。茎数は各品種とも前年、平年を大きく下回っており、依然として分けつの増加が遅れています。また、葉色は各品種とも平年より濃い傾向です。気温の上昇とともに「ガス」の発生が目に付くようになっています。

今後の肥培管理

◎早期有効茎数の確保

 ガス発生田では、軽い「早期中干し」を行い、ガス抜きを徹底し有効茎数の確保に努めます。

  • 注1)干し過ぎに注意し、田面を軽く固める程度とします。ガス抜き後は浅水管理で地温上昇に努め、根の伸長と健全化を促しましょう。
  • 注2)6月下旬(早生)から7月上旬(晩生まで)が有効茎確保の時期ですが、依然生育の回復(茎数確保)が出来ない場合は、5〜7日程度日数をかけ茎数確保を進めます。生育が悪いといって、早期や過度の追肥は、倒伏やイモチ病発生の原因となるので、極力行わないようにします。
  • 注3)有効目標茎数が確保できたら、田面に足跡が付く程度(田面に亀裂が1cm)の「中干し」作業を行います。
    (6月号中干し作業参照)

◎中干し後の水管理

 中干し後は、土壌中に伸長した根の健全性を稔実が終了するまで維持する水管理を基本とします。特に、7月は高温から乾燥期へと急変する中、根傷み(酸欠・30度以上の水田内高水温・極端な乾燥等)を起こさない水管理が重要です。高温時は、水持ちが良くても、3日に一度は新鮮な水で酸素の補給と高水温防止の間断潅水に努めます。

◎適期穂肥の施用

 籾の充実を高めるため、施肥時期と量を守りましょう。葉色板や幼穂長で確認し、適期・適量の穂肥施用とします(表1)。

◎カメムシ類の防除

  1. 耕種的防除
     カメムシ類を水田に近づけないよう、地域で一斉に畦畔の草刈りを行いましょう。(最下欄参照)
     水田内のヒエ・ホタルイなどは、カメムシを水田内に誘引するので、早期に除草します。
  2. 薬剤防除
     薬剤防除で最も重要なのは、水稲(穂)の生育に応じた適期での散布です。詳しくは、JAの営農指導員や資材店舗でお尋ねいただくか、水稲栽培農家に配布する「飛騨のこめ」をご覧ください。
     粒剤の場合は、必ず湛水状態(3cmの水の深さ)で散布し、4〜5日間は湛水状態を保つようにします。
     また、薬剤防除の際は、周辺への飛散防止に心がけましょう。

イモチ病(穂イモチ)

 軟弱な生育の稲に対し、追肥などで急激に肥効を高めると、葉イモチの発生から穂イモチへと拡大しやすくなります。粒剤による穂イモチ予防を実施しましょう。

 

 
野 菜
 

 梅雨期の後半は、降雨と日照不足・圃場の排水不良等で生育が軟弱化し、梅雨明け後は、気象が高温・多日照、湿度低下・乾燥状態に移行するため樹勢低下へと急変します。環境変化に対応した、肥培管理に努めることが今後のポイントとなります。

梅雨期後半の管理

  1. 圃場に滞水させることのないよう排水対策を徹底します。
  2. 根の痛み防止と伸長に努めます。
  3. 早めの間引き、除芽等で、採光性と通風性の向上を図ります。
  4. 病害防除を徹底します。

梅雨明け後の高温・乾燥対策

  1. 高温・乾燥日は根部からの給水よりも、葉からの水分蒸散が多くなり、しおれが発生しやすいので潅水します。
  2. 果菜類は、収穫期に入ると樹勢維持のため、追肥と潅水を欠かさないようにしましょう。
  3. 害虫防除を徹底します。

計画的な追肥の施用(敷きワラなどは各作物共通事項)

トマト
 果実の収穫が始まれば、畦肩から畦間へ10日間隔で、追肥化成(200g/10平方メートル)を施し潅水します。乾燥が続く場合は、梅雨明け後、敷きワラなどで畦を覆います。

ナス
 果実の収穫が始まれば、10日前後の間隔で追肥化成(150g/10平方メートル)を、また収穫最盛期(7月末頃から)には200g/10平方メートルを施し潅水を十分に行ないます。

ピーマン
 ナスと同様に多肥を好むので、肥切れさせないよう、追肥と潅水を実施します。

キュウリ
 収穫開始期から追肥化成で100g/10平方メートル、収穫最盛期になったら150g/10平方メートルを施し、高温・乾燥時は必ず潅水します。

サトイモ
 土寄せは2〜3回行い(6月下旬・7月上旬・7月末頃)、最後は深めに行います。
 一度の多量な土寄せは、細長い芋になりやすいので注意しましょう。
 追肥は土寄せ直前に施し、10平方メートルあたり100gから200gへと順次増加し、乾燥する場合は潅水します。
(営農指導部)

カメムシによる斑点米対策を徹底しましょう

 昨年はカメムシによる斑点米の多発で、1等米比率が大きく低下しました(図2)。対策として、農薬による防除に加え、斑点米カメムシの「住処」となる畦畔等の雑草管理が大切です。畦畔等は日頃から除草を行い、イネ科雑草の穂が出る前に刈り取りましょう。また、稲の穂が出た後の被害を防ぐため、出穂前の7月9日〜7月18日の期間で一斉草刈りを行っていただくよう、ご協力をお願いします。
 詳しくは水稲農家に配布されています「飛騨のこめ」をご覧ください。

一斉草刈り時期7月9日(土)〜7月18日(月)


飛騨農業振興会

 
(営農指導部)
 
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