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2011年5月
 
 

計画的で安全な農作業を!

 5月になると、飛騨地方では農作業が一斉に開始され、作業事故も多くなります。機械等の安全使用に万全を尽くし、事故のない作業に努めてください。

 5月は気象変動の大きい時期であり、安定した生育を確保するために細心の注意が必要です。今年は気象が周期的に大きく変動しており、この変動に十分対応できる管理を心がけましょう。

 ハウスを利用した育苗・栽培では、最高気温30度以下、最低気温15度以上を保ち、生育の健全化を図ります。昼夜の過保護な管理や放任管理は、軟弱徒長や生育抑制を起こしやすく、不安定な生育、病害の発生原因となり、収量や品質低下につながります。

 気象庁は4月11日にエルニーニョ監視速報を出しました。昨年夏に発生したラニーニャ現象は春に終息し、今年の夏は平年並みの状態が続き、エルニーニョやラニーニャ現象になる可能性は低いという見通しを発表しました。

平成23年度気象表 高山市アメダス値

雪解け遅れや気象変動による低温・低水温に注意!

  地球規模で地震・津波・噴火・気象変動による災害が頻発しています。自然災害は、人間によって解決できない問題も多くありますが、可能な限りメカニズムの究明と対策の樹立が強く望まれます。  農業生産においても、高温化・豪雨・乾燥等、作物の生育に大きな影響を与え、食料生産・品質の不安定化を招いています。  4月を迎え、飛騨地域でも露地を中心とした農作物の生産が開始されます。環境変化が顕著な近年ではありますが、それらに極力対応し、生産量、品質の安定を目指しましょう。

 
水稲
 

田植え前後の管理のポイント

1.田植え前の除草剤使用

 水漏れの無いことを確認し薬剤を施用します。除草剤には、代かき後、水が澄んでから散布するものと、代かき後、水が濁っている時に散布するものがあります。薬剤の特性を確認して使用しましょう。

 除草剤処理後7日間は、水の流出やかけ流し、地表面が乾燥することのないよう管理します。

 水温・地温を高めることで、薬剤の処理層を安定化させるとともに、苗の活着を促進しましょう。

2.育苗期間の肥え切れ注意

 播種20日後頃になると、天候や苗箱への潅水量によっては肥切れしやすくなります。田植えが遅れる場合や葉色が極端に低下する時は、1箱当り硫安1〜2gを500ccの水で溶き散布し、直ちに葉についた硫安を洗い流す程度の潅水をします。

3.気象情報の確認を

 箱苗を田植え前日以前に水田へ持ち込む場合は、霜に遭わないよう気象に注意しましょう。

4.箱施薬(病害虫防除剤)に注意

 ハウス内での施薬は禁物です。また、箱施薬剤と除草剤を間違えて使用しないよう、必ず確認してください。

5.適期の田植えで活着と初期生育を確保

 田植えは、平均気温15度以上、晴天無風の日に行います。

 苗の植え付けは1株4本前後、植え付け深さは2cm、3.3平方メートル当り70株前後を目安とします。

 田植え後は深さ5cmの水管理とし、水温・地温を上昇させ、7日前後で活着させます。

 活着後は3cmくらいの浅水管理で水温上昇を図り、根の伸長を促すとともに酸欠防止(ガス発生)に心がけます。

 冷水のかけ流しは生育を抑制し、特に初期生育を抑制するので、短時間での入水・止め水とします。

 元肥の表層施肥や、田植え後の根付け肥施肥は、水温上昇とともにアオミドロ等藻類の発生を招くので注意しておきましょう。

 田植え後の余り苗は、早めに土中に埋めるなどして処理しましょう。

◎田植え後15日前後の水管理が、その後の生育と収穫量に大きく影響するため、初期の水温上昇と有害ガス発生防止に心がけましょう。

水田への農薬使用時の厳守事項

◎水田への農薬散布後7日間の「かけ流し」「落水」禁止

◎畦周りからの漏水防止と確認

 
野菜
 

 5月は野菜類の播種や定植が集中する時期です。中でも果菜類は夏から秋にかけて生育・収穫を続ける野菜で、暑さや寒さに対応した管理が重要な作物です。

 地域の気象条件(昼夜の気温差)を利用し、おいしい野菜作りを進めましょう。

1 果菜類の良い苗とは・・・

  家庭菜園では早い時期の育苗が困難なため、購入した苗の利用が一般的で経済的です。

良い苗の見分け方

1.品種名がはっきりしていること

2.ガッチリとして徒長していないこと(倒れやすい、茎が細すぎる、節間が伸びすぎ等の苗は不良)

3.子葉があり、大きく厚いもの

4.苗に対し鉢の大きさがあるもの

5.苗が老化していないこと(下葉が黄色くなっている。生長点が急に細い。根が褐変し鉢周りにぎっしり張っているもの等は不良)

6.接木は接木部が完全なもの

7.病害虫の付いていないもの


畑の準備

 土作りは早めに準備します。まず深耕(25cm前後)しますが、有機物と土壌改良剤を投入し耕起・混合、排水条件を良くします。数日置いてから元肥を施し、15cmの深さに混合し畦立てします。

定植上の注意事項

 1.早植えはしない

 地温が15度以上になってから植えつけましょう。

2.晴天・無風日の午前中に定植

 購入した苗は、植え付け3〜5日前より徐々に外気に慣らした後、極端な深植え、浅植えとならないよう植え付けます。(鉢表面が畦と水平か1cmほど高い程度とします)

 植付け後、鉢周りに十分潅水し土をしっかり密着させ、仮支柱等を立て固定します。

開花・着果・肥大の促進

 果菜類は開花したら、必ず着果させましょう。特に、最初に咲いた花や果房は必ず着果させます。

 果実が付かないと、栄養成長型の生育となり、過繁茂となります。晴天日の早朝に雄花又は雄ずいを取り、当日開花した雌花の柱頭(めしべ)に軽く受粉します(スイカ・かぼちゃ・メロンなど)。

 
(営農指導部)
 
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