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2010年10月
 

 6月以降の高温の中、9月下旬には一旦平年並みに戻ったものの、10月中旬までは再度高温傾向となり、農作物の生産には厳しい夏秋期となりました。
11月は、冬に向け徐々に気温が低下する時期です。次年度への圃場作りや越冬作物類の管理等、冬季間を乗切るための取り組みが重要です。作物の生育や気象に注意した取り組みを進めましょう。

図-1

 
水稲
 

 10月15日発表の岐阜県の平成22年産水稲作況指数(図-1)は97の「やや不良」、飛騨地域では99の「平年並み」となりました。
 
 しかし、1等米比率が50.9%となるなど(表-1)、異常気象の中、品質の低下を余儀なくされました。
 
表-1

 これらの原因は、出穂後の高温による登熟の低下、乳白・腹白粒などによる品質低下、さらには出穂後のカメムシ類の多発と被害粒の増加がおもなものと考えられます。

秋耕の重要性とポイント

 秋耕は、切りワラなど、有機物の腐熟促進と、雑草などの防除効果を高め、次年度水稲初期生育の促進と安定を図ります。

 秋耕のポイントとしては気温の高い内に、深さ10cm程度の浅耕とし、耕起前の切りワラや有機物の施用は、圃場に均一に広げることなどです。土壌改良剤は、味力アップ、土のかおり等を含め、秋耕又は春耕前のどちらかで施用します。

 
野菜
 

畑地の秋耕
 
 収穫終了後に作物残渣は完全に圃場外へ持ち出し処分します。特に、病害発生の多い圃場では、病葉や病株等を残さないよう注意します。その後に次年度に向けた土作りのため、完熟堆肥等有機物を施用(完熟堆肥は10a当り4t)し、耕土20cm深さで均一混合します。
 
畑地の秋耕は、深耕に心がけ20〜30cm深さで耕起し、有機物の均一混合と、やや下層土の耕起により三相分布(固相・液相・気相)の改善を図ります。また、大きな圃場では耕起後に排水溝を設けておきましょう。
 

越冬野菜類の管理

 11月は日々気温が低下し、中旬以降になると霜の降りる日も多くなり、越冬作物の生育も止まります。特に11月中は、作物の根を十分張らせ、寒さに強く、揃った株に育つように管理します。
 
霜による凍み上がりは、根を浮き上がらせ養水分の吸収低下や倒伏株の発生、凍害を招き、枯死株や生育不揃い株発生の原因となります。霜柱の立つ地域や圃場では、畦や条間の鎮圧や畦への敷きワラ、モミガラ(クン炭使用)の施用で被害防止に努めます。また、降雪前には雪解け時の圃場内排水条件を良くするため、排水溝の整備をしておきましょう。

◇オリナ(折菜)
 定植は10月下旬までに終了し、活着を早め、年内に大株に生育させることが大切です。オリナは低温に強く、高温と乾燥に弱い野菜です。圃場管理に注意しましょう。

◇イチゴ
 定植後の植え傷みは、葉の紅色・小葉、不時出蕾しやすくなります。 植え傷みをさせないよう管理しましょう。イチゴは一定の休眠があり、5度以下になると発育を停止し休眠します。期間は宝交早生で500時間ほどです。

◇グリンピース
 降雪前、凍み上がり防止のためクン炭又は敷きワラ等を施用します。寒さには強いですが、あまり早播きすると、年内に伸びすぎて寒害を受けやすくなるので、播種期は10月下旬〜11月上旬頃となります。年内は生育を抑え気味に管理することが必要です。

◇タマネギ
 定植は、緑葉部が隠れると伸びが低下するので深植えはしないようにします。鎮圧の実施等で凍み上がり防止に心がけ、活着後に生育に応じて少量の根付け肥を施用します。

育てよう産地・活かそう資源・守ろう環境
 

 農業用使用済み資材の野焼き・不法投棄は絶対してはいけません。
 JAひだ管内では、平成22年度農業用使用済み資材の回収・処理を次のように実施します。

廃プラスチックの処理

 1.JAひだ各地の集荷場等で農業者が、区分に従い持込する一斉回収と、2.フレコンを利用し、JAの各生産資材店舗を通じて随時回収する個別回収の二通りの方法があります。

農薬や農薬空容器、廃油の処理

 JAひだ各地の集荷場で回収します。決められた回収日(別途連絡)に、持ち込みしてください。
 適地は、日当たりが良く肥沃な土地を選定します。植付けは、9月下旬〜10月下旬頃、肥料は堆肥及び化成肥料を少量施せば十分です。株間は、12cm間隔で、深さは3〜4cmとします。特に冬季の寒さを防ぐため、モミガラやワラなどを敷いておくことがポイントです。

パイプ資材の処理

 パイプ資材は処理業者へ、直接持ち込んでください。

注意

 廃プラの処理を自ら行う場合は、法律に従って適正に処分する必要があります。農業用廃棄物も農薬も『廃棄物処理及び清掃に関する法律』や『農薬取締法』の適用を受け、適正処理が義務づけられています。不正な処理は、懲役又は罰金が科せられますので十分に注意し、不明な点や方法については最寄りのJA生産資材店舗等へご相談ください。

 
(営農指導部)
 
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