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2010年9月
 

 異常気象を乗りこえて!
 
 勢力の強い太平洋高気圧の影響で、日本列島は厳しい残暑となっています。水稲や夏秋野菜の生育も大変ですが、今年は人間の体調管理も大変な年となり、熱中症による緊急搬送者や死亡者が急増しました。長い猛暑の後の9月です。夏バテにも十分注意して生活し、秋の管理・収穫に励んでください。
 
 農作物もこの暑さで、一部の作物を除き生育適温外となり、生育や養分貯蔵の低下から、品質・収量の低下を招きました。残暑も厳しい予報です。日中の暑さ調整は難しいと思われますが、夕方から夜間の温度低下対策に心がけるなど、樹勢・草勢の維持管理に努めましょう。
 
 また、人間も十分な水分補給に心がけ、夜間は過ごしやすい環境づくりに努めるなど、健康管理を徹底し残暑を乗り切ってください。

図-1

 
水稲
 

 飛騨地域の水稲生育状況(中山間農業研究所発表)は、草丈で平年並み、茎数(穂数)で平年の76〜93%と少ないものの、各品種の出穂日は平年並みから2日前後早まりました。
 
 春から天候不順に加え、梅雨明け後の猛暑と局地的な大雨の影響で生育は茎数不足となる中、出穂から登熟期にかけての高温乾燥は、品質・収量低下の要因となるので、高水温管理や早期落水を行わず、根の健全性維持と登熟の向上に努めてください。
 
高温時の良質米仕上げのポイント
 
(1)水管理
 出穂後35日までは間断潅水(湿った状態維持)に努め、早期落水による土壌の乾燥防止を図ります。早期落水は、特に高温下で不完全粒やくず米・胴割米の増加を招きます。
 
 落水期は一般に、やせ地や秋落ち田ではやや遅めに、肥沃田ではやや早めとしますが、9月の高温が続く場合は、全体にやや遅めとした方が良いでしょう。
 
 しかし、落水を極端に遅らせると、天候にもよりますが青米の多発、倒伏・穂発芽、収穫作業能率の低下となるので注意しましょう。
 
(2)適期刈り取りの実施
 穂揃期後40日目頃(ひだほまれは40日目)を目安とします。
 
 籾の黄化程度を確認(1株平均籾の90%程度が黄化、穂軸の3分の1が黄化した頃)して決定しますが、根の健全性維持に努め、適期刈り取りに努めましょう。
 
(3)適正な乾燥・調整作業の実施
 適期の落水に心がけ、コンバイン収穫後は、直ちに乾燥作業が実施できるよう、計画的に進めましょう。また、刈取り時の籾水分に注意し、乾燥管理を適正に行います。ハサ干し乾燥は、天候にもよりますが、刈り取り当日中にハサがけし、10日程度で乾燥、脱穀します。長期のハサガケは、穂発芽やカビ発生など、品質低下を招きますので注意してください。
 
 ひだほまれの機械乾燥は、胴割れ防止のため半日から1日間程度を通風のみでの乾燥、その後仕上げ乾燥とします。
 
(4)刈り取り調整作業上の注意点
 刈り取り時の土壌水分が多い時は、石・砂・雑草種子が混入しやすいので注意しましょう。
 
 異品種の混入を防止するため、刈り取り前の圃場内で異品種は抜き取ります。さらに、使用機械の清掃を徹底しましょう。
 
※農業機械の使用が多くなります。安全使用により、事故防止に心がけましょう
※農薬散布は、収穫前日数を守り飛散防止に努めましょう

 
野菜
 

猛暑・大雨で野菜類の生育グッタリ?
 
夏秋野菜
 異常気象続きの中、根の健全性維持・草勢維持、花芽分化の適正化、果実の肥大などを安定化させるため、潅水方法・量、追肥の適正化、夜温の低下対策を進め、品質・収量の安定を図ります。
 
 9月中旬からは摘芯を行い、追肥は中止して圃場の排水性を確保するとともに、採光・通風条件を良くするため、下葉カキを行うなど環境改善を図ります。
 
秋野菜
 秋野菜は、8月下旬〜9月上旬の播種が一般的ですが、高温時の播種は発芽不良や生育不良等により、安定した生育が望めないことがあります。各野菜類は発芽や生育適温に応じて、播種日を決定し、早播きを避けたほうが良いでしょう。
 
 また、高温乾燥時の早播きでは、アブラムシ等の多発で、ウイルス病被害を受けやすくなります。
 
 気象条件に応じた圃場作りや、耐病性品種の利用など総合的計画により、栽培を進めることがポイントとなります。
 
 中でも9月から10月は台風シーズンであり、風水害の発生が多くなる時期です。圃場の排水対策を徹底し、長時間の滞水や畦間の過湿防止に心がけましょう。
 
越冬野菜の育苗
 近年は秋遅くまで温暖な日が続くなど、越冬用野菜の育苗は大苗化する傾向にあり、作物によっては抽苔や分球など品質低下を招くことがあります。適期の播種日決定や生育調整が重要となります。

図-2
 
(営農指導部)

 
(JAひだ営農指導部)
 
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