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2010年8月
 

 人・農作物の健康管理に注意を
 
 梅雨末期は、西日本に集中豪雨による大きな被害が発生しました。気象庁は7月17日に列島が一気に梅雨明けしたと発表。以後、各地で猛暑日となり、暑い夏が始まりました。今後は、30度以上の暑さとなる夏の農作物の生育維持管理が重要です。24日には3か月予報(図-1)が発表されました。予報に配慮した肥培管理に努めましょう。
 
 農作物の生育安定も大変ですが、人の体力維持等の健康管理も大変な時期です。十分注意しながら管理しましょう。

図-1

 
水稲
 

1 高温・乾燥期の水管理
 
1.出穂・開花期の水管理
 この時期の水管理は、水田全体の水分状態を均一にし、出穂や開花を揃えるために重要です。この期間(7日程度)はしっかり湛水状態を保ちましょう。一方、この時期は1年で最も気温・水温・地温が高くなる時期ですから、根が傷まない30度前後の水温確保と、新しい水での酸素補給が重要です。2〜3日に1回は水の入替えで、生育安定を維持しましょう。(注)この時期の田面乾燥は禁物です。
 
2.開花後の水管理
 開花終了後は、3日前後の間断潅水で「足跡等低い部分に水が残る程度になる→潅水」を繰り返します。
 
 高温・乾燥年は、根の機能低下を起こし、根株の衰弱・葉の枯れ上がりが早まるなど、胴割米の発生など、収量・品質の低下につながります。水を切らさない・水温を30度以上にしない水管理に努めましょう。
 
3.落水期の徹底
 出穂後30日が経過したら落水し、以後降雨があっても自然排水できるよう管理します。8月下旬〜9月上旬になっても高温・乾燥が続く場合(特に夜温)は、落水期を少し伸ばしたほうがよいでしょう。
 
2 病害虫の適期防除
 
 出穂後の主な病害虫は、穂いもち、穂枯れ症、カメムシ・ウンカ類等が考えられます。高温・乾燥傾向では害虫の発生、雨天・日照不良では病害の発生が予測されます。天候の変化に注意しながら、目視による確認を行い、適期防除に努めましょう。
 
  また、使用農薬は飛散防止に心がけた粒剤使用が望ましく、周辺栽培者と連携して、他作物等への農薬飛散が無いようにしましょう。病害虫防除農薬は、営農の手引きまたは、青空教室資料で指示のあった薬剤の適期・適量散布に心がけましょう。
 
3 適期刈取りで収量・品質向上
 
 1穂の籾のうち85%が黄化した頃、または穂軸の3分の1が黄色くなった時が適期です。コンバインでの収穫作業は、葉ツユが無くなってから行い、病害虫被害部や倒伏部は別扱いします。特にひだほまれは、胴割れ防止のため、早めの刈り取りを心掛け、刈り遅れないよう注意します。

 
野菜
 

 近年の温暖化現象による8月の高温化と10月以降の温暖化傾向により、播種時期の設定や病害虫防除計画の設定が重要となります。気象予報や栽培地の標高などを考慮し、生育安定に努めましょう。
 
1 当面の対策
 
1.野菜類に対しての生育回復には、土寄せ・追肥・液肥の葉面散布などで早期回復を図ります。
 
2.適期の薬剤散布により、病害虫の発生防止に当たります。
 
3.ハウス施設等では、高温時は喚起を行い、温度の低下を図ります。乾燥時は潅水を徹底します。
 
2 野菜類の輪作
 
 野菜類は、同じ場所に同じ種類や同じ科を作ると、連作障害を起こし収量・品質低下を起こします。
 
1.野菜の種類が多いナス科やアブラナ科でそれぞれ何を作るか決め、あとのスペースにはマメ科やイネ科・その他の科の作付計画で、1〜2年交代で輪作します。
 
2.果菜類・葉菜類・根菜類で区分し輪作します。(図‐2参照)

図-2
 
3 秋野菜の圃場準備
 
1.葉・根菜類(ハクサイ・カブ・ダイコン等)
 播種予定日の半月前には準備しましょう。
・前作残渣や雑草などの除去と圃場の凸凹を整地します。
・土壌改良剤の施用(10平方メートル当り)
 完熟堆肥 20〜30kg
 苦土石灰 1〜1.5kg
 苦土重焼燐 0.2〜0.3kg
 ミネラル宝素 1〜2kg
・施用後直ちに深さ15〜20cmで耕起・混合します。
 ダイコン栽培では、25cm深さに耕起・混合します。
 
2.ネギ類の育苗床作り(1平方メートル当)
 ネギ類は酸性に弱いので、PHを6.5に調整するよう石灰(苦土石灰0.2kg)を入れ矯正します。
 
 床は過湿や過乾燥、土の固結を嫌うので、完熟堆肥(2kg)および、ミネラル宝素(0.1kg)を施し土作りを行います。
 
(営農指導部)

 
(JAひだ営農指導部)
 
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