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2010年5月
■変動の大きい気象に注意
 

 全国的な4月の気象は、低温・日照不足、遅い降雪と不良な天候が続き、野菜類の価格が高騰するなど、大きな問題となりました。
 気象は多少の変動でも、その地域の条件によっては、各作物の初期生育や開花等に大きく影響を与え、甚大な被害となることもあります。
 また、4月14日のアイスランド火山の大噴火は、飛行機などの欠航で大変な問題となりました。
 火山の噴火は、1991年のフィリピンピナツボ火山の噴火時に起こったような日照不足、低温、異常気象を招く恐れがあります。噴火の規模によっては、気象への中長期的な影響が心配されます。

東海地方3か月予報

 
■雪解けの遅れによる低気温、低水温に注意
 

 東海地方の3か月(5〜7月)予報によれば、5月は数日の周期で天候が変化し、平年と同様に晴れの日が多い見込みで、気温は平年並みまたは高い確率が40%と予測されています(表1)。しかし飛騨では、高い山々の残雪の多さ、雪解けの遅れは、気温や水温の上昇にも影響し、作業・生育の遅れを助長することになります。各作物の生育適温の確保や、外気温が安定してからの植付け、水温の確保など、十分注意して進めましょう。
 特にハウスの管理では、高温(30℃以上)に注意し、換気を徹底することが大切です。

 
水 稲
 

 5月は育苗の中〜後期、水田の耕起、代かき、田植え時期です。計画的で安全な作業を進めましょう。

1.育苗管理について

@硬化期に入った苗は、昼間30℃以上には絶対にしないように(換気の徹底)、また、最低気温は10℃以下にはしないようにしましょう。
A苗の生育が進むにつれ、箱内や箱配置周囲が乾燥し生育ムラが拡大するので、潅水回数やムラ直し潅水に心がけましょう。また、潅水過多(特に夜間の多水分)は徒長苗になるので注意して管理しましょう。
B田植え前日に持ち込んだ苗は、畦の上に置いておくと霜害を受けやすいので注意しましょう。
C箱施薬はハウス内では絶対に行わないこと。また、1s除草剤と間違わないよう確認して使用しましょう。

2.代かき作業について

@代かき作業は水持ちを良くするため丁寧に行いますが、過剰な作業は酸欠状態を発生させるので、土質や水持ち状態に応じて実施し、均平化に努めます。また、畦ぬりが不良だと水持ちが悪くなるので注意しましょう。
A代かき後は湛水し、水温・地温の上昇に努め、かけ流しはしないようにしましょう。

3.適期の田植えと活着促進を

@田植えは平均気温が15℃以上で、晴天無風日に行い2p深さに植えつけます。
A植付け後は活着促進のため入水し、水温上昇に努めます。また、強風や低温時は、深水管理とします。なお、高温時は日中浅水とし発根を進めます。
B冷水のかけ流しは、生育を抑制し、初期生育を遅延させるので、短時間の入水と止め水に心がけます。
C根付肥など田植え前後の施肥は、水温が上がるとアオミドロ等藻類の多発を招くので、発生の多い圃場では中止します。
D田植え後2週間の水管理が生育と収穫量に大きく関係します。初期水温上昇に心がけましょう(表2)。
E田植え後の余り苗は、早急に圃場で処分しましょう。

表2 田植後2週間の水温と収量

4.効果的な除草剤使用

@水持ちが良く、水の深さが均一で水温が保たれていることが基本です。また、田植え前処理剤(農将軍フロアブル)は、代かき後水が澄んでから散布します。
A薬剤選択では、毎年発生し問題となる雑草に効果の高い剤を選び、使用方法を徹底することが重要です。22年度営農の手引きを参照し、効果的処理を行いましょう。

野 菜

 5月になると露地での栽培が可能になり、種まきや苗の植付けが始まります。しかし、寒暖の差も大きく、早すぎる作付けは低温の影響を受けやすくなるので、天気予報を参考に、適温期からの栽培としましょう。

◎安全で健全な野菜を作ろう。

1.健全な根作り

@完熟有機物の適量施用
     1a当り200s
A苦土石灰の施用
     1a当り10s
B黒ボク土壌では燐酸を施用
     1a当り3s
C微量要素の施用
   1a当りミネラル宝素8s
 @〜Cを施用し、20p深さで耕起混合します。その後、7日目頃に元肥を施し15p位に均一混合して畦立てをします。

2.害虫の飛来侵入の防止対策

@防虫ネットを被覆
A反射テープの設置
B反射マルチの被覆
Cホットキャップの使用
D禾本科作物の間作
E忌避作物の作付
※農薬を使用する場合は、登録農薬を害虫発生初期に散布しましょう

3.病害の発生防止対策

@マルチ、敷き草によって土の跳ね返りを防止する A密植を避け、採光・通風の向上に努める
B適期の肥培管理によって健全な生育を確保
C圃場内の排水対策の徹底
D輪作年限を守り、連作の場合は接木苗を使用する
E病株と思われる株は、最後に管理するか、または早めに切り取り処分する
Fハウスやトンネルでの雨水の浸入防止
※農薬を使用する場合は、予防防除を中心に、登録農薬の適正使用を徹底しましょう。

 
(JAひだ営農指導部)
 
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